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2024.02.29 インタビュー VREXPO

バーチャルツアー導入企業へのインタビュー(飛鳥鉄工所様)#2

VREXPO TEAMの360度パノラマバーチャルツアーを撮影したり制作している、
いわゆる「中の人」が書かせて頂く(新)シリーズです。

このため、他の記事と系統が異なる書き方になりますが、よろしくお願いいたします。

「中の人・プロフィール」

早速ですが、みなさんは、バーチャルツアーにどのようなイメージがありますでしょうか?
なぜ、必要なのか?役に立つのか?便利なのか?と考えたことがある方もいらっしゃると思います。

これら全てOSAKA町工場EXPO TEAM内でも本音の部分では疑問だったものです。

バーチャルツアーやVRは、どちらかと言うと、モノを買う(消費)ではなく、役に立つかもしれない未知のサービスを試して使い続けてみる(投資)です。
投資といえば「損をするかも?」と思う方が多いのですが、企業として損とはお金のことだけしょうか?
みなさんが代表者(社長)なら、投資は自社のために行うものですよね。
そういう意味で、バーチャルツアーを入れても損をするのは、(お金は、とても大切なものですが・・・)せいぜいお金だけの問題で、お金以外のメリットが出て来たり、発生するかもしれません。それが、今ある何かを買って終わりの消費と、今ない何かにチャレンジする投資の違いだと思います。

「中の人」的には、「バーチャルツアーを撮ってみる・作ってみる」というものは、お金の問題を除くと、「社員と協力してチャレンジできた!」「撮影に向けて社員と協力して清掃と整理整頓や準備ができた!」という処で、お金では買えない、お金以外のそれなりのリターンや気付きを手に入れるチャンスになると考えています。

社長と社員の信頼関係が無いと、いくら社長が「やりたい!」と言っても導入がなかなか進まないサービスでもあります。
大きな企業ではトップダウンで進みますが、小さな企業になるほど、社長と社員の日頃のコミュニケーションが導入決定後の進捗具合を決めます。そりゃ、無理矢理、やりたくもない、面倒臭い業務外のことを、信頼していない上司に命令されても動きませんよね。
ちなみに、(HappyPanoの360度写真は細かく映り込みますから)「掃除と整理に良い機会になった!」は、よくお伺いするお言葉です。

このシリーズでは、OSAKA町工場VREXPO -Power by HappyPano– として、中の人も参加させて頂きながらインタビューをさせて頂く機会を頂けましたので、随時、ご紹介させて頂きたいと考えております。

|インタビューにご協力を頂けた会社のご紹介


有限会社飛鳥鉄工所様のバーチャルツアー

|バーチャルツアーを採用しようと思った経緯


ホームページがちゃんと活用できていなかった。
支部の方に、お話を聞いて「あ、面白いな」と思った。
VRも絡めて行けたら面白いなと思った。

正直、VRに興味があった訳ではない。

丁度、コロナの時期、VREXPOの運営企業、MP-Strategy合同会社の代表から、「展示会がリアルでできないから、来てもらうイメージ」と聞いて、これかな!?と思った。

|バーチャルツアーの採用は外部的に役に立っていますか?


営業的な対外的なことは、僕がやってるんで、自社のことを一般の方に説明しながら、自分たちが日ごろやっていることを、まぁ、自慢するじゃないですけど、「こんなこと、やってます」をアピールできる。

まず、ホームページに連動(リンクのことです)されているので「見ましたよ!」「こんなこと言ってましたね!」と、初めての方でも言われることがあるのでピーアールとかできているのかなと。
直接仕事にとなるかというと・・・、一般の方にお声がけを頂くこともある。
今後のB to C につながる一つのきっかけになったかなと。

|バーチャルツアーの採用は内部的に役に立っていますか?


社員から、「ロゴマークを作ろう!」とか、あと、「自社製品が欲しいよ!」とか言って来るようになった。発信したい!という、きっかけを頂けたかなと思います。
後述でアピールさせて頂きます・・・

|バーチャルツアーの今後は、どうして行きたいですか?


逆に、何ができるのでしょうか・・・?

今みたいに、動画の挿入を頂けたら「もっと、リアルに近づく」「そういうところを見せれたら」いいと思いますね。その方が分かり易いかもしれない。
「身近に感じて貰える」と思います。

今後は、「レトロフィット」への対応も必要になって来ると思います。

|バーチャルツアーの発信先はどう考えればいいですか?


バーチャルの場合でいうと、採用面がいいかなと。
8:2から7:3くらいで「採用向け」:「新規のお客様向け」ですね。

バーチャルは『求人』という意味では、やりたいです。

こんなことをしてはるんやと、高校生とか、インターンシップ制とか、工場見学に来ている雰囲気を味わって欲しいです。そういう意味では、先ほどの通り「リアル」な動画を出したいです。

|その他、課題や問題点はありますか?


集客は、なかなか難しい部分は難しい部分だと思っています。
そこは、一緒に考えて行けたらと考えています。

例えば、花園エキスポに出展している時に、「工場見学に来てね」「困ったら相談くださいね」と言っていますが、なかなか、そこからつながらないと感じています。

HANAZONO EXPOは、2022/2023年に開催されました
おそらく、2024年(今年)も開催されると思います
VREXPO TEAMも参加すると思います!
ぜひ、お立ち寄りください!
制作開発の「中の人」なので詳細が分からず、
緩めのご案内ですー

|まとめ


「中の人、実情を初めて知る」的なインタビューでした。
(エントリー番号:2番のインタビューです)

このインタビューの後に、自社ロゴ・マークの会議も控えていたので、
ちょっと、急ぎ足になってしまいました(汗)。
(ご多用の中、ご調整頂きありがとうございます)

ホームページへの掲載アドバイスや、ご確認など、お話が広がり過ぎまして・・・
記事に切り出せるところが、ちょっと少なくなってしまいました。
(申し訳ありません)

やっぱりですが、元々から「VR」や「パノラマツアー」をやってみたい!興味がある!というわけではなかったようですね。前回のインタビューと同じです。
(この一言は、毎回、同じ感じになってしまいそうですね)

「知り合いの会社様のを見て”あ、面白そうだな!”」と感じで頂けたり、「展示会(みたいなのができる)」と感じて頂くことで、何故か・何処かで、【ピンッ!】と来る感じがあるのだと思います。

西林さんが、ベネフィットしているのではないかな?と、「中の人」が思っているポイントのお話を頂くことができました。

バーチャルツアーは求人向けの方が・・・。
「高校生とか・・・」「インターンシップとか・・・」です。
もちろん、バーチャルツアーを見て、仕事を任せられるかどうか?というBtoBの安心感を頂くことは必要ですが、このサービスに対して感覚が鋭いのは、多分、ITネイティブ世代。
スマートフォン世代、SNS世代だと思います。

みなさんは「TV」は見ますか?
(私は、某News以外は横目で見る程度です)
40~50歳でも「TVは見ない」という人が増えていますよね。
(下手すれば、60歳でもTVはつまらないとか・・・)
では、情報源はどうしているのか?といいますと、それは、Youtubeを代表する動画サービスであったり、有料のNet配信サービスだったりするのですね。

さらに、スマートフォンで長時間の視聴は向きません。

つまり、短い時間の間に興味を引いて、引き留めて。
そこから、興味が沸いた部分だけを見て行くということが当たり前の時代になってしまったと思います。

ちょっと、古い時代だと「経営する上での想い」「企業理念への想い」「従業員への想い」「事業規模や実績、社員の紹介」などなど、つらつらと文章やグラフで読ませることで人材の確保はできていた時代だと思います。
今のリクルート・Webサイトも、印象あるデザインにして、沢山の動画を加えた感じのものが多いですね。

ただ、今時のお若い方々は、自分に合っているか?どうか?の判断が素早いと思います。
そんな時に、映像で見せるバーチャルツアーは、即効性+訴求力を出したい時の強みになると思います。

もちろん、就職先として興味が沸いた時点で、ガッツリと「経営する上での想い」「企業理念への想い」「従業員への想い」「事業規模や実績、社員の紹介」などなどを確認されると思います!

機能などの面について-

「動画を入れたい!」とのことですが、この点では様々な方法があります。
ポイント・ポイントで見せる方法、ホームページのようにスクロールで上から順に張り付けるような感じで見せる方法など。
例えば、技術者の方がバーチャルツアーに映り込んで、装置で何かを作っている時の映像(動画)なら、そのポイントにマークを落としてポップアップ式で見て頂くことで「わぁ!ここで、こんなモノを、こんな風に、加工しているんだ!」と、伝わり易くなりますね。
例えば、単純に、会社紹介・求人紹介などの動画で、バーチャルツアーの中に掲載しているパノラマ写真と位置的な関係がなければ、ホームページのような見せ方が合っていると思います。

「中の人」的には、表現が沢山ある上に、アレコレ、自由過ぎて困る感じですねー
(とりとめもなく書いて行くと超長くなるので、この辺りでストップします)

インタビューの中で嬉しかったのは、社員の方から、「ロゴマークや自社製品の話がでるようになったこと」です!

西林さんも、今まで、何となく・何回かは思ったことがあったかもしれません。
が、行動に移せなかったことが、社員さんの意見・協力によって現実に向けて動き始めているのです!
これって、何十年も続いている事業の中でも物凄い動き・変化だと思いませんか?

ロゴ一つでも、ちゃんとしたロゴを作ろう!という動き。
(バーチャルツアーが、)社員さんからロゴを作りたいと自主的に動き始めるきっかけになったかも?は、とてもとても嬉しいことです!
(普通なら社長が適当に決めてしまっている気がします)

バーチャルツアー云々とは、全く方向性が異なることであって、
バーチャルツアー云々で直接、何か大きな効果があった訳ではないんですよねー。

ただ、バーチャルツアーをきっかけに、社員が「コレ、やってもいいのかな?」と、全く異なる視点から社長に伝える場が産まれたのかも?と考えると、これからも、ワクワクが止まりません!

全ての善意の町工場に、バーチャルツアーの有無関係なく、新しいいろいろな気付きがある世界を実体験頂けたら素敵ですね!

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