伊藤歯車製作所

弊社は大阪の南部、関西国際空港に近いだんじり祭りという祭りのある岸和田にあります。1951年（昭和26年）にこの岸和田で創業者である私の祖父が歯車工場を創業しました。

当時は泉州地方の地場産業であった紡織機メーカーなど専用機の部品としての歯車を加工していました。1957年（昭和32年）に会社を法人化し、1980年（昭和55年）に現所在地である岸和田市磯上町、岸和田工業センター内に移転しました。

その後、時代の変化と共に様々な種類の加工機械を導入し、それまで主流であった歯切加工等の部分加工のみの仕事から材料共全加工で工程管理をしながら部品としての歯車の製造が主体となっていきます。

2008年（平成20年）に大きく影響を受けたリーマンショック後に未来を見据え新卒雇用をスタートさせて現在では半数が若手社員となりました。　

月に一度の３S活動日には会社の改善活動を社員主体で行い、その中でベテランから若手へまた各加工工程グループの垣根を越えて技術継承にも取り組んでいます。

歯車というかみ合うものを製造している会社として経営理念にもある【みんなの力で動く活気ある企業】づくりを推し進め、自分たちも含めて世の中すべての人の【生活を豊かにする】という目的のもと世界を動かす歯車づくりをしていきたいと思っています。